心霊学研究所
Silver Birch Companion

Silver Birch Companion(15)


 

「地上界の次の生活の場は、地上界の写しです。もしそうでなかったら、何の予備知識もない幼稚な霊に、耐え切れないショックを与えることでしょう。ですから、霊界への導入はやさしい段階をへながら行われることになります。こちらへ来てすぐの生活の場は、地上とひじょうによく似ているということです。自分の死んだことに気づかない人が大勢いるのは、そのためです」

『古代霊シルバーバーチ 不滅の真理』近藤千雄訳・ハート出版刊(P.53-54)

 

 幽界から霊界の下層あたりまでは、基本的には物質界と似た世界であるはずです。なぜなら、あの世とは“想念”の世界だからです。そこに住んでいる人たちが物質的な考え方に慣れ親しんでおり、“物”を離れて考えることが出来ない以上、その人達が住む世界は必然的に物質臭の強い世界となります。

 しかし、その、地上的固定観念から離れて、霊的な認識に到達すると、いよいよ本当の霊的世界での生活に移ることになります。前節でも書いたように、より精妙な肉体に乗り換える、つまり、幽的な世界(?)での“死”と、より高次な霊的世界への“誕生”をするわけです。
(なんだか、54ページに書いてあった内容をなぞっただけのようになってしまったような……)

初出:Nifty-Serve FARION『心霊学研究所』(11/19/96)


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