アリアス

1987年12月頃
鉛筆(2B-4H),シャーペン(2B),画用紙
B2(72.5*51.5cm)
12時間


 浪人時代に河合塾美術研究所で描いた石膏デッサンです。
 たしか冬頃に描いたものだったと思いますので、おそらく12月頃の作品でしょう。僕は、このアリアスという石膏像が一番好きでしたし、一番描きたかった場所がとれたので、自然と気合いが入った憶えがあります。アリアスの美しい形や、自然の軟らかい光の当たる空間感を表現したいと思いながら描きました。
 また、普通の受験生は4B-6Bぐらいまでの濃い鉛筆を使うのですが、微妙な色合いが汚くなるのを嫌って、2Bまでしか使っていません。代わりにシャーペンで、2BのHi-uniなどを使っています。(現在美大を目指している人は、真似してはいけません。きっと失敗します(^^;)
 この現物は、残念なことに僕の手元にはありません。参考作品として河合塾美術研究所名古屋校にあるはずです(捨てられてなければ……ですけど)。このページに使った写真は、河合塾の1988年のパンフレットからのものです。


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