心霊学研究所
『ジャック・ウェバーの霊現象』
ハリー・エドワーズ著/近藤千雄訳
('00.09.08登録)
|
No.23とNo.24はテーブルが浮揚している写真である。いずれの場合もテーブルは霊媒の位置からかなり離れている。すぐ近くのように見えるのは正面から撮ったためである。 No.23のテーブルは四五ポンド(約二〇キロ)で、光沢がある。デイリー・ミラー紙の“カサンドラ”はこれを持ち上げるには余程の“力持ち”でないとだめだと言っている(第七章)。 この写真の中で霊媒が腰かけているクッションの凹《へこ》み具合をNo.21のそれと比較してみると、前者の方が大きい。これは浮揚した物体の重量が霊媒にかかるというクロフォード博士(後注)の説を裏づけている。 No.24ではサンデーピクトリアル紙のバーナード・グレイ氏の前にテーブルが見えるが、グレイ氏が前かがみになっているのは、その直前にテーブルが氏の頭部や肩のあたりで“踊っていた”からである。 別の実験では浮揚しているテーブルのまわりを同じく浮揚したメガホンがトントンと叩いてまわったことが何度かある。テーブルが本当に浮いていることを示すためである。
一九四〇年二月十九日に国際心霊研究協会で行なわれた実験会で起きた現象では、浮揚したテーブルがぐるぐると旋回をくり返し、こんどは列席者の頭に触れてまわり、最後に叩きつけるような勢いで床に降りて、一本の脚が折れて椅子から取れてしまった。
注 クロフォード博士 W.J.Crawford |